2017/03/23

中村雀右衛門さんが初役で演じる花魁・揚巻。歌舞伎座「助六所縁江戸桜」へ

■Bettyokoのきもの日記 第24回
歌舞伎座 夜の部「助六所縁江戸桜」


歌舞伎座で開催中の「三月大歌舞伎」に行ってきました。
夜の部は「双蝶々曲輪日記 引窓」、「けいせい浜真砂」に続き、「助六所縁江戸桜」。歌舞伎十八番の中でも特に華やかな演目として知られる「助六所縁江戸桜」ですが、今回は、河東節開曲三百年を記念しての上演。

170322_km_001.jpg 河東節とは、浄瑠璃の一種で、市川團十郎家の役者さんが助六を演じるときは、河東節をお稽古されている、いわゆる“旦那衆(現代ではもちろん、女性もいらっしゃいますが)”が、 舞台正面の御簾の中で、日替わりで歌と三味線で華を添えることになっています。 2階のロビーには、当日の出演者のお名前も張り出されていました。

170322_km_002.jpg 物語の舞台は、花の吉原。 助六の恋人である花魁“揚巻”は、女方最高峰のお役の一つと言われていますが、 今回は、中村雀右衛門さんが初役で演じていらっしゃいます。 十八本ものかんざしが、まるで後光か花火のように広がる髪、季節の行事のモチーフをあしらった打掛と帯、そして20センチはあろうかというぽっくり下駄を履いて花道を登場する場面は、これぞ歌舞伎!という華やかさ。 傾城と呼ばれる花魁の中でもトップ中のトップに君臨する大きさや格とともに、 愛する助六の役に立ち守りたいと思うかわいい女心とおきゃんな意地も感じられ、チャーミングな新しい“揚巻役者”の誕生に立ち会った気がしました。

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